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寝違えによる首の回旋痛 1
以前当整体室で膝痛が改善していたTさん(40代女性)
 
 
病院では半月板損傷と云われ1年くらい続いた膝痛は
その後1年くらいたちましたが再発も無く安定していたそうです。
 
 
今回は1週間位前から続く寝違えのような首痛です。
 
 
来室時の状態は
首の上部左側に圧痛
左を向くと強い痛み、右を向いても弱い痛みがあります。
 
 
以前来られていた時は寛解していた腰も
回旋痛(左回旋)がありました。
 
「いつもいつもツライわけではないので...」
 
腰は生活に支障をあまり感じなかったので
そのままになってしまっていたようですが
腰の不具合から首に負担をかけていたかもしれません。
 
 
 
 
まず最初に血液・リンパ液・脳脊髄液などの体液の循環を高めていきます。
 
骨盤を軽く傾けたり、首を緩めて循環を促していきます。
 
 
 
循環を高める操法の後は
腰の回旋は可動域が広がりスムーズになりましたが、
最後で痛みが残ります。
 
原因となく個所を探していきます。
 
腰部・腹部・臀部・大腿部...
 
下腿部(ふくはらぎ周辺)で反応がありました。
 
 
ひざ痛の既往症もありましたので、じっくりと緩めておきます。
 
 
腰の動きが改善したものの、首の痛みは大きくは変わりませんでした。
 
まずは圧痛をとっていきます。
 
筋膜の繋がりを探しても思うような反応が出ません。
 
あまり反応がないので
「首、揉みました?」とお聞きすると
 
「えぇ 結構揉みましたが、揉まない様が良かったんでしたっけ?」
 
すっかり忘れて揉んじゃっていたようです。
 
この圧痛は揉んだことにより筋肉を損傷していたようです。
 
そうと判れば「組織復元法」で修復していきます。
 
「これでどうですか?」
 
「さっきよりも楽です!」
 
少し残る所はカウンターストレイン
 
「だいぶ良いです。」
 
左回旋の可動痛の残りは胸部・上腕部の筋肉の緊張を緩めて
改善してくれました。
 
 
最後にもう1度セルフエクササイズのおさらいをして次回としました。
 
 
痛みのない状態=健康な状態ではありません。
身体が楽に動けて、かつ
痛みがない状態を目指して行きましょう。
押したり・揉んだり・ボキボキしない
群馬県高崎市の整体院 元気が一番整体室
ご相談は 027−326−3323 までお電話でどうぞ!
author:元気が一番整体室, category:臨床例, 09:17
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