後ろから追突されて背中が張る・首を動かすと背中が引き攣れる
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2012.06.20 Wednesday
車の運転中に後ろから追突されてから
背中が張る・首を動かすと背中が引き攣れるMさん(30代OLさん)。
事故後に整形で受けた検査では(骨には)異常は無かったようで
電気を当てて湿布を処方されました。
しかし背中の張り・引き攣れは改善されませんでした。
来室時は
ジッとしていても背中が張った感じがする、
首を左右に振り向く、下を向くで背中が引き攣れてしまいます。
身体の歪みをチェックしていきますが
それ程の歪みは見当たりませんでした。
そこで首から背骨にかけての細かい筋肉が
むち打ちのショックでロックしているのではないかと
関節動作法を行ってみました。
首ではそれほどの改善はみられませんでしたが
下部胸椎〜腰椎にかけての関節動作法で
左右の振り向き・お辞儀とも改善がみられました。
この時点では関節動作法の固定を外すと戻りやすい状態です。
改めて下部胸椎〜腰椎にかけて
多裂筋・回旋筋のロックを外して行きます。
むち打ちなどの場合
追突の衝撃により筋ぼう錘がロックしてしまいます。
この筋ぼう錘(筋肉のセンサーの様なものです)のロックは
温めたり揉み解したり牽引しても緩まないと云われていて
当室では操体やカウンターストレインの手法で
じんわりと緩めるようにしています。
下部胸椎〜腰椎までの筋肉を緩めると
「先程から比べるとずい分と楽になりました。」
と改善できましたが
「まだ少し左右に振り向くと背中に違和感があります。」
と違和感が残ります。
次に考えられるのがハンドルで手を突いたことによる
前腕部の骨格の弛みをチェックしてみます。
「これだと更に楽になります」
エクササイズを指導して次回としました。
むち打ちも色々なケースがありますが
レントゲンなどで異常がない場合は
筋肉のロックや骨格のわずかな弛みを疑っています。
群馬県高崎市の整体院 元気が一番整体室
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