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投球時に肘の内側がいたい野球肘の少年
 野球肘で来室のK君(小6)。


昨秋からピッチャーに転向したそうです。


最初に3月頃に肩甲骨付近に痛みが出たそうですが


病院で治療を受け3週間ピッチングを休んで痛みが取れました。



今度はGW明けからリリース時に


肘の内側に痛みが出るようになってしまいました。



来室時はシャドーピッチングでも痛みがあり

肘の屈曲痛と内踝に圧痛があります。


子供さんに多いですが筋肉を触ってチェックしていくと


かなりくすぐったがります。


身体が少し過敏になっているのかもしれません。



最初にエクササイズから始めます。



座ってする骨盤調整で整えてから


ブラブラさせながら上腕前腕の筋緊張をとってみます。


次に肘の関節動作法を行い、肘を曲げた時の痛みを取り


組織復元法で圧痛を解除してもらいます。



説明をしながらですので10分ぐらいかかりましたが

これでシャドーピッチングでの痛みは解消できました。



今度は寝てするエクササイズです。


バンザイの動作で肩の可動を確認しておきます。


ここでも骨盤・股関節のエクササイズをして


再度肩の可動を確かめます。


「さっきよりもペタッと行きます。」




肩や首に症状が出ると

「肩が悪い」「首が原因」と考えがちですが

実際は脚・腰を調整しても肩や首が楽になります。



下半身を調整して残った症状を

腕や肩・首などで調整していくのが

元気が一番流の調整です。



K君の野球肘も殆どが自己エクササイズで解消です。




最後にピッチングフォームをチェックしてみます。


コッキング期に肘が下がり、


担ぐような癖を手直しして次回としました。




群馬県高崎市の整体院 元気が一番整体室

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author:元気が一番整体室, category:臨床例, 08:48
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