指上げ歩きがO脚・外反母趾・腰痛・膝痛の原因になります。
-
2012.01.07 Saturday
当整体院では、動作検査の一環として
足踏みをしてもらうことがあります。
そのとき
「歩き方が上手でないですね。
足の親指をしっかり使って」
とほとんどの人にアドバイスが必要です。
腰痛や膝痛などで来られる人は、
正しい歩き方のフォームを忘れてしまっているのです。
そして誤ったフォームのまま、
健康のためにはウォーキングだ!
一日〇〇分歩きましょう!と言われ
頑張って歩いているのに(いるから?)腰が痛い・膝が痛い...
痛いからもっと頑張って歩かなくちゃ、と痛みのスパイラルにはまっていきます。
そうならないために正しい歩き方をマスターしなければなりません。
その第1歩が「足の親指しっかり使って歩く」ことです。
こちらで足踏みをしてもらうと多いパターンの一つに
「指上げ歩き」
があります。
サンダルやスリッパ・つっかけなどを履いて歩くと
親指を上へ反りかえらせて履物が脱げないようにして歩きますよね。
その歩き方が身体を壊すもとなのです。
親指を反り返らせて(親指で地面を蹴れずに)歩くと
重心は小指側に移動してしまいます。
よく靴の減りが外側が良く減る、という人はこのように歩いています。
そうなると足はO脚気味となり、骨盤は後傾し腰の反りが失われます。
そうして腰や膝などの関節に負担をかけ、
痛みのスパイラルに陥っていくのです。
健康のためにはウォーキングをするならば、
まず正しい歩き方を身につけなければなりません。
群馬県高崎市の整体院 元気が一番整体室
ご予約ご相談は 027−326−3323 までどうぞ!
姿勢の良くない子供たちが増えていてとても心配です。
-
2011.11.29 Tuesday
以前は学校などでも『良い姿勢』を指導していましたし
様々の習い事などでも『良い姿勢』の指導から
修行が始まっていました。
野口晴哉先生の整体法などでも
良い姿勢の人は集中力や決断力・行動力がある、
と教えています。
しかし一言で
『良い姿勢』と云っていますが
どう云う姿勢が良い姿勢だか
ちゃんと知らない人が多いのではないでしょうか?
外見的に美しい姿勢も大事ですが
もっと大切なのは内面(実質)が伴った
美しい姿勢であることです。
色々な解釈がありますが
元気が一番では、ひとつにはバランスが取れた姿勢が
良い姿勢と考えています。
そしてバランスが取れているかどうか、
をチェックする方法も研究しています。
例えば
立った姿勢でバランスが取れているかどうか、
のチェック方法として
本人に良い姿勢を取ってもらって
横からまたは後ろから身体を押して
重心が安定しているか確かめてみると良いです。
ヨロヨロと重心を崩す姿勢は、
外見がきれいに見えてもバランスが整っていません。
力が抜けていながら、ちょっとくらい押しても
ビクともしないのが良い姿勢です。
安定していながら居付いていない、
武道などでは『自然体』と呼ばれる姿勢です。
このモデルさんは反り腰です。
少し押すだけでヨロヨロとしてしまいました。
つづく
かもしれません。
群馬県高崎市の整体院 元気が一番整体室
ご予約ご相談は 027−326−3323 までどうぞ!
機会があれば
『出前姿勢・ストレッチ教室』的なものも
開催したいと思っています。
興味のある方はお気軽にご相談ください。
気持ち良いことをすれば良くなるのは「からだの設計にミスはない」から
-
2011.11.29 Tuesday
著者の橋本敬三先生は、仙台で操体法を始められた医師です。
その橋本先生の著書
『からだの設計にミスはない』
読み返すごとに気づきを得られます。
人間は健康に暮らせるように生まれてきていますが
自然の法則から外れた生活やストレスなどから
本来持っている健康な身体を壊してしまいます。
痛みや症状は
言うなれば『その身体の使い方・生活習慣は間違っていますよ』って
イエローカードを出された状態なのです。
辛い痛みや症状は早く取り去りたいものですが
反面いまの生活を見直すチャンスなのです。
チャンスを生かして
以前よりもっと健康になればいいんです。
無理したり・我慢したり・頑張らなくていいんです。
身体の感受性を高め、身体が気持ちの良いと感じることをすればいいんです。
少しのやり方やちょっとしたコツをつかめば
誰にでも簡単に出来ます。
ご相談ご予約は 027−326−3323までどうぞ。
群馬県高崎市の整体院
元気が一番整体室のHPはこちら
野口整体流に不安感を和らげるには、アキレス腱を温めます。
-
2011.03.30 Wednesday
強い不安感や恐怖心を持っていると
アキレス腱が冷たくなったり、縮んで硬直したりします。
もしご自身のアキレス腱がいつもより
冷えて感じたり、縮んでいるように感じたなら
アキレス腱を温めてあげるつもりで
軽く1―2分間アキレス腱に手を当てて見てください。
蒸しタオルや足湯でアキレス腱を温めてもよいです。
段々と気持ちが落ち着いてくると思います。
自然なリラックス法で気持ちが落ち着けば
身体も免疫力もアップすることが期待できます。
ストレスは免疫力の大敵です。
群馬県高崎市の整体院
元気が一番整体室のHPはこちら
ご相談ご予約は 027−326−3323までどうぞ。
春の身体を整体法的に見ると... 春の身体と整体の型
-
2011.03.06 Sunday
春の身体は腰椎4番(生殖器)から緩んできて
首までスムーズに緩んでくれると楽なのですが
骨格上の境目になるようなところで
モタモタ滞ることが多く
その滞りを緩めるために
身体は症状を出して助けてくれます。
特に肋骨や肩甲骨は硬直していると
背骨が緩むのを妨げますので
くしゃみ等の症状で揺さぶってあげる必要があります。
整体体操で肋骨を緩めのも良いでしょう。
私の身体もここ数日
肩甲骨の内側でグズグズしていたので
整体の型が極まりづらい感じがしていたので
患者さんに指導しながら自分でも
肋骨を緩める整体体操をしっかりしてみました。
ようやく通った感じがしてきました。
整体法では『型』を重視しています。
型が極まれば自然と必要な処に
手が行くようになっていますし
型が極まれば相手の呼吸を捉えられるようにできています。
お腹を取る型、胸椎を取る型、腰椎を取る型など
それぞれの操法をするには
その型でなければ取れない、という型があります。
『指導者(整体をする者)は自分も整体でなければならない』
基本中の基本ですが、ある意味目指すべき到達点でもあります。
『発熱=悪者』から『発熱=自然治癒力』へ発想の転換を
-
2011.01.16 Sunday
日本では『発熱=悪者』の時代が長くありました。
私が整体法を学び始めた頃も
まだまだ常識として『発熱=悪者』だったと思います。
それが野口整体の系統の先生方は
『先日風邪をひきまして、38℃まで発熱しました(^_^)v』
『それは良かったですね。
私なんか37℃台で1週間もモタモタしてましたよ(^_^;)』
なんて会話が当たり前に交わされていました。
最近でこそお医者様の中でも
免疫学の安保徹先生や諸先生方の啓蒙が進み
発熱をしてもむやみに解熱せずに
かえって身体を温め、発汗を促し
身体の自然治癒力を邪魔せずに
発熱を利用して身体のお掃除をしよう
と考える先生も出てきているようです。
(温熱療法などはこの流れと思われます。)
東洋医学はある意味『排泄の医学』と云われる面があり
排泄(排便排尿のみならず汗や熱など)を促して
身体をリフレッシュさせようと考えています。
特に野口整体の系統では
『身体の無意識の働きは正しい』と考え
風邪は『過剰栄養の排泄』と考えており
(勿論それだけではありませんが)
食べ過ぎなどの後に風邪をひいてリフレッシュすることは
身体の自然治癒力の発揮されている望ましい状態と考えます。
現に慢性症状が改善するときに
風邪・発熱が切っ掛けとなることは良くあります。
群馬県高崎市の整体院
元気が一番整体室のHPはこちら
ご相談ご予約は 027−326−3323までどうぞ。